Neusoft、「アジア新興アウトソーシングトップ10」の3年連続トップに
「グローバルサービストップ100」及び「最優秀ITサービスプロバイダートップ10」にランクイン
2009年2月26日、「2009年グローバルサービストップ100(2009 Global Services 100)」の審査結果が米ニューヨークで開催されたグローバルサービス大会で発表された。中国のトップクラスのITソリューション及びサービスプロバイダーで、最大のオフショアソフトウェア·サービスアウトソーシングプロバイダーであるNeusoftは、「グローバルサービストップ100」に5度目のランクインを果たし、2007年から3年連続で「アジア新興アウトソーシングトップ10(Leaders: Emerging Asian Markets)」のトップに選ばれた。Neusoftは今年はさらに、別の2つの優秀な成績を収め、「最優秀ITサービスプロバイダートップ10(Best Performers: IT Services)」と「人的資本開発トップ10(Leaders: Human Capital Development)」に選ばれた。Neusoft副総裁、Neusoftアメリカ支社の方発和総裁がNeusoftを代表し、授賞式に出席した。
米雑誌『グローバルアウトソーシング』とneoITがリサーチを通じて共同で発表する「グローバルITサービストップ100」の審査は、2005年からスタートし、年1回、世界で最も革新力を備えたサービスプロバイダーを表彰することを趣旨としたもので、計10項目に上る。ソフトウェア·サービスアウトソーシング分野の安定した持続的な成長を背景に、Neusoftがこれらの審査で5年連続で選出された。
Neusoftは2008年において、ソフトウェア·サービスアウトソーシング分野の業績において、安定した成長を維持し、営業収入は30%増加した。日本市場では、プロダクトエンジニアリングとアプリケーションソフトウェアシステム開発サービスを中心とする業務を引き続き強化するほか、欧米市場の開拓を拡大し、著しい業績を収めた。Neusoftは現在、デジタル家電製品、モバイルターミナル、車載用情報製品、IT製品などの4つのプロダクトエンジニアリング分野で、豊富な経験と資源を備えている。Neusoftの組込ソフトウェアシステムは、これらの製品に使用され、世界各地に顧客を抱えている。また、Neusoftの人的資源規模は2008年も安定した成長を維持し、従業員数は15,000人余りに上り、人的資源規模の拡大によって、Neusoftの顧客の規模化業務アウトソーシングに対する受け入れ体制が強化された。Neusoftは昨年、中国企業として初めてSEI PCMM ML3を取得した。これにより、Neusoftの規模化と国際化の進展に向けた人的資源管理を確実に保証している。このほか、Neusoftは顧客のニーズにより適切に対応するため、グローバルデリバリーセンターの建設に注力している。既存の瀋陽、大連、北京、成都、南京ソフトウェア開発拠点に加えて、昨年から天津、上海、広州などの開発拠点の計画と建設準備をスタートしている。
Neusoft代表取締役会長兼CEO劉積仁博士は、「Neusoftは中国のソフトウェア·サービスアウトソーシングプロバイダーであり、今回の審査でこのような光栄を授かることができましたことは、中国のITサービス企業の業務の進展、コーポレートガバナンス、顧客への対応能力などの方面で成し遂げた実績に対する評価だと受け止めています。私は、中国のITサービス企業の成長に伴い、中国がグローバルソフトウェア及びサービスアウトソーシングの構図において重要な役割を担うと確信しています」。
昨今の金融危機を背景としたアウトソーシング業界の動向について質問された劉積代表取締役会長兼CEOは、「金融危機のアウトソーシング業界に対する影響は一時的なものであり、グローバル規模で資源を配置して競争力を構築し、コストを削減、効率を高めるため、この方法は企業のイノベーション戦略の一部分となっています。これはグローバル化時代における必然の傾向であるといえます。企業が現在のような経済状況で生存し、且つ未来の成長を視野に入れるためには、アウトソーシング方式を通じてコストを削減し、競争力を高めることが必須の選択となります。私は世界経済が回復する頃に、アウトソーシングの新たな潮流が到来すると確信しています」と説明した。
参考資料
2009年グローバルサービストップ100について、詳細はhttps://www.globalservicesmedia.com/Content/general200902276070.aspを参照。